ペパーミント の効能や マッサージ オイルとして
ユーラシア大陸とアフリカが原産の多年草で、草丈は70~80cm程になります。ミント系のハーブには沢山の種類がありますが、 ペパーミント は アロマセラピー で最も使われる精油のひとつです。
ハーブ系
ミントは様々な用途で用いられ、交配種も数多く存在します。古代エジプトでは宗教儀式に使われました。古代ギリシャやローマ帝国ではミントは生活の一部で、パウダーにしたものをベッドに振りまいていました。14世紀に入ると、歯を白くしたり、タバコに臭い消しとして使用されました。
心への効能として
活気と元気を与えてくれる精油です。集中力を高め、新しいひらめき力を与えてくれます。インスピレーションを欲している人にはとても効果的です。 ペパーミント は繁殖力があり、交雑しやすい性質ということから、私たちに柔軟な考え方や、状況に応じた振る舞い、コミュニケーション力を与えてくれます。
体への効能として
体を温めた後、冷やし、爽快感をもたらす作用があります。その作用は、高熱、喉の腫れ、頭痛を伴う風邪、熱性の痰を伴う呼吸器系の不調等に効きます。また、消化器系に最も効果的な精油です。消化不良、胃もたれなどには最適です。また、脳を活性化し覚醒させるので、神経衰弱にも効果的です。
精油のブレンド
清涼感を出してくれる香りです。ハーブ系、柑橘系(ベルガモット・スイートオレンジ)の香りと相性がいいです。
マッサージ オイルは、精油が1%の濃度になるようにつくります。ほとんどの精油の容器の口はドロッパーがついていて、1滴は0.05ml落ちるようになっていますので、ベースオイル(キャリアオイル)30mlに対して精油は6滴(5ml)となります。
そして ペパーミント でブレンドしたオイル マッサージ を受けることによって、ストレスや疲労がたまって無気力になりがちな体に元気や爽快感を取り戻すことができるでしょう。清涼感溢れるセラピストの笑顔と相まってとっても効果を発揮するオイルの一つです。